（まえがきより抜粋）
『死後体験』が2003年に出版されてから、早いもので、すでに15年が経った。
今回、増補改訂版を出版することになり、あらためて読み直してみた。
これだけの年数が経つと、さすがに内容が時代に合わなくなっているかなと思いきや、そんなことはまったくなかった。
理由は簡単である。本書は死という問題を扱っているからだ。
死は時代を超えて人類にとって常に大きな問題となっているのであり、その解決策を提供するモンロー研のヘミシンク・プログラムは、いつの時代でも常に必要とされている。
この増補改訂版が、2003年当時は若すぎて縁のなかった方々や、さまざまな理由で縁のなかった方々の手に届けばと思う次第である。──坂本政道